頑張る人ほど、報われない構造
医療や介護の現場で働いていると、
ふと感じることがあります。
「なんでこの人が辞めてしまうんだろう」
そう思う人ほど、
現場でよく働く人だったりします。
真面目で、責任感があって、
利用者さんのことを本気で考えている人。
そんな人ほど、
現場を離れていくことがあります。
頑張る人に仕事が集まる
現場ではよくあることですが、
仕事は できる人に集まります。
利用者さんからの信頼
スタッフからの相談
上司からの期待
それらが積み重なっていくと、
気づけば
その人だけ忙しい
という状況が生まれます。
一方で、
そこまで頑張らない人は
仕事が増えない。
結果として
頑張る人ほど負担が増える
という構造が生まれてしまいます。
評価されにくい仕事
医療や介護の仕事には、
評価されにくい仕事があります。
利用者さんへの気遣い
家族への配慮
スタッフ同士のフォロー
こうした仕事は
現場にとってとても大切です。
でも
数字では見えにくい。
そのため
頑張っている人ほど
評価されないことがあります。
「頑張るほど損をする」
現場で働いている人の中には、
こんな言葉を口にする人もいます。
「頑張るだけ損」
本当は、
そんなことを思いたくない。
でも
頑張る人ほど忙しくなり、
評価も変わらず、
給料も変わらない。
そんな状態が続くと、
心が疲れてしまいます。
辞めるのは、いつも同じタイプ
1000人以上の現場の声を聞いてきて
感じることがあります。
辞めていく人には、
ある共通点があります。
それは
頑張る人ほど辞めていく
ということです。
本当は
現場に残ってほしい人ほど
辞めていく。
これは個人の問題ではなく、
構造の問題だと思っています。
本当に必要なのは
本当に必要なのは、
「もっと頑張れ」という言葉ではありません。
必要なのは
頑張る人が報われる仕組み
です。
現場のリアルが共有され、
努力が正しく評価される。
そんな組織であれば、
人は長く働き続けることができます。
最後に
医療や介護の現場には、
たくさんの素晴らしい人がいます。
利用者さんのことを本気で考え、
現場を良くしようとする人たちです。
だからこそ
頑張る人ほど
報われない構造を
そのままにしてはいけない。
そう思っています。
株式会社視える化は、理学療法士2名で立ち上げた、医療・介護・福祉業界に特化したブランディング支援を行っています。 これまで1000人以上の声を現場で聴いてきた中で見えてきたのは、「思ってたんと違う」という言葉の裏にある構造的課題です。 理学療法士をはじめとする医療従事者の離職背景には、採用のミスマッチや、理念やビジョンが十分に伝わらないままの入職があります。結果として、人材不足や離職率の上昇、膨らみ続ける採用コストという悪循環が起きています。 私たちは、企業のリアルを可視化し、現場のリアルを丁寧に言語化することで、理念や価値観の一致を生む採用広報戦略を設計します。 「想いを視えるカタチに」することこそが、医療・介護・福祉業界における持続可能な組織づくりの第一歩だと考えています。