良い職場は「探される」のではなく「思い出される」

この記事は、医療・介護・福祉業界に特化したSNS採用・ブランディング支援を行う株式会社視える化の考え方をまとめたものです。


転職を考えたとき、あなたは何から探しますか?

「転職しようかな。」

そう思った瞬間、

求人サイトを開く人は多いでしょう。

しかし、本当にゼロから会社を探している人は意外と少ないのです。

転職を考え始めたとき、多くの人の頭にはこんな言葉が浮かびます。

「あ、前にInstagramで見た会社。」

「Googleマップで保存していた会社があったな。」

「知り合いがシェアしていた会社だった。」

つまり、

人は"探す"前に、

思い出しているのです。


人は知らない会社を選びにくい

転職は人生の大きな決断です。

だからこそ人は、

知らない会社より、

知っている会社を選びます。

さらに言えば、

知っているだけではなく、

良い印象が残っている会社

を選びます。

これは医療・介護・福祉業界でも同じです。

求人票を見た瞬間に応募するのではなく、

「あの会社、前から気になっていた。」

そんな記憶が最後の一歩を後押ししています。


採用は「検索戦争」ではない

採用というと、

検索順位。

求人媒体。

広告。

そんな話になりがちです。

もちろん大切です。

しかし、

もっと重要なのは、

記憶に残ることです。

求人広告は掲載期間が終われば消えます。

でも、

Instagramで見た笑顔。

スタッフ同士の雰囲気。

代表の言葉。

利用者さんとの関わり。

こうした印象は、

人の記憶に残ります。

だから採用は、

検索順位を争う競争ではなく、

記憶に残る競争なのです。


認知される会社と、記憶に残る会社は違う

SNSで何万人に見られた。

動画が何万回再生された。

もちろん素晴らしいことです。

しかし、

認知されることと、

記憶に残ることは違います。

一度見ただけで忘れられる会社もあります。

一方で、

投稿数は少なくても、

「あの会社、雰囲気が良かったな。」

と記憶に残る会社もあります。

求職者が覚えているのは、

数字ではなく、

感情です。


日々の発信が記憶をつくる

記憶は、

一回で作られるものではありません。

何度も見る。

何度も触れる。

少しずつ親近感が生まれる。

心理学では「単純接触効果」とも呼ばれますが、人は繰り返し接する対象に親しみを感じやすくなります。

だからこそ、

日々の発信が重要です。

スタッフ紹介。

何気ない日常。

勉強会。

地域活動。

利用者さんとの関わり。

その積み重ねが、

会社の存在を記憶に残していきます。


「思い出される会社」が選ばれる

一年後。

転職を考え始めた時。

求職者は、

ふとあなたの会社を思い出します。

「そういえば、あの会社。」

「前に見た投稿が良かったな。」

「スタッフが楽しそうだった。」

その時初めて、

ホームページを見て、

Googleマップを見て、

求人票を見る。

つまり、

採用は求人票から始まるのではありません。

思い出された瞬間から始まるのです。


最後に

これからの採用で大切なのは、

「探される会社」を目指すことではありません。

「思い出される会社」になることです。

そのためには、

今日の発信があります。

明日の投稿があります。

スタッフの日常があります。

理念があります。

その一つひとつが、

未来の求職者の記憶に残り、

数か月後、

一年後、

「この会社で働きたい。」

という気持ちにつながります。

だから私たちは、

採用とは検索順位を競うものではなく、人の記憶の中に会社の価値を積み重ねていく活動だと考えています。


株式会社視える化は、理学療法士2名で立ち上げた、医療・介護・福祉業界に特化したブランディング支援を行っています。

これまで2000人以上の声を現場で聴いてきた中で見えてきたのは、「思ってたんと違う」という言葉の裏にある構造的課題です。

理学療法士をはじめとする医療従事者の離職背景には、採用のミスマッチや、理念やビジョンが十分に伝わらないままの入職があります。結果として、人材不足や離職率の上昇、膨らみ続ける採用コストという悪循環が起きています。

私たちは、企業のリアルを可視化し、現場のリアルを丁寧に言語化することで、理念や価値観の一致を生む採用広報戦略を設計します。

「想いを視えるカタチに」することこそが、医療・介護・福祉業界における持続可能な組織づくりの第一歩だと考えています。