応募数よりも大切なこと

この記事は、 医療・介護・福祉業界に特化した SNS採用・ブランディング支援を行う 株式会社視える化の考え方をまとめたものです。 ▶ 株式会社視える化 公式サイト https://mieru-mieruzo.com

「100人の応募」より、「1人の深い共鳴」を

「今月は求人媒体から10人の応募があった」 「説明会にたくさんの人が集まった」

採用活動において、こうした「数字(応募数)」の一喜一憂は日常茶飯事です。人手不足が深刻な医療介護業界において、応募数が気になるのは当然の心理かもしれません。

しかし、あえて私たちは問いかけたいのです。 その10人のうち、あなたの組織の理念や、現場のリアルな課題までを理解し、覚悟を持って応募してくれた人は何人いるでしょうか。

どれだけ応募数が多くても、入職後のミスマッチで早期離職されてしまえば、採用コストや現場の教育負担だけが膨らみ、組織はかえって疲弊します。採用において、応募数よりも遥かに大切なこと。それは、情報の「解像度」と、そこから生まれる求職者の「納得感」です。

なぜ「応募数」を追いかけると組織が崩壊するのか

母集団形成(数を集めること)ばかりを目的とした採用には、2つの大きな罠が潜んでいます。

1. 「耳障りの良い言葉」が招く早期離職の種

応募数を増やすため、多くの求人広告は「アットホーム」「残業なし」「誰でも大歓迎」といった、耳障りの良い最大公約数的な言葉を並べます。 しかし、これは自社の「不都合な真実」から目を背け、入職後のギャップという名の時限爆弾を仕込んでいるのと同じです。数を集めるために薄めた情報は、結果として「思ってたんと違う」という悲劇的な離職を生み出します。

2. 現場のエネルギーを奪う「ミスマッチ面接」

価値観が合わない層からの応募が溢れると、管理職や人事担当者はその対応と面接だけで膨大な時間を奪われます。 「面接に来たけれど、うちの理念には全く関心がないようだ」「条件の話ばかりで現場の空気に合わない」。こうした不毛なマッチングを繰り返すたび、現場のエネルギーは静かに削り取られていきます。

「数」ではなく「繋がり」をデザインする情報設計

私たちが推奨する「情報設計」に基づいた採用は、応募数を爆発的に増やすためのものではありません。むしろ、自社のリアルを徹底的に可視化することで、価値観の合わない人を適切にふるい落とし(フィルタリング)、「この職場だからこそ働きたい」という相思相愛の1人を確実に引き寄せるための仕組みです。

現在の組織の課題、現場の泥臭い日常、私たちが目指している未来。 これらを高い解像度で発信すると、一見、応募のハードルが上がって数は減るように思えます。しかし、その情報の壁を越えて応募してきてくれた「たった1人」は、最初から組織のOSを理解しているため、入職直後から自立して動き、長く定着してくれる「最高の仲間」になります。

私たちは理学療法士として、リハビリにおいて「数アプローチ」ではなく、患者様一人ひとりの人生に深く向き合う「質の介入」を大切にしてきました。採用も全く同じです。

数字のメッキを競う採用は、もう終わりにしませんか。

相思相愛の出会いこそが、持続可能な組織を創る

採用のゴールは、入職手続きを完了することではありません。その人が組織の文化に溶け込み、既存のスタッフと共に生き生きと働き続け、組織の未来を一緒に創っていくことです。

応募数という表面的な数字の呪縛から解き放たれ、たった一人の未来の仲間と深く「繋がる」ための誠実な発信を始めること。

株式会社視える化は、あなたの組織が持つ本当の体温を言語化し、「想いを、繋がるカタチに」する、嘘のない採用戦略をこれからも支え続けます。

株式会社視える化は、理学療法士2名で立ち上げた、医療・介護・福祉業界に特化したブランディング支援を行っています。 理学療法士をはじめとする医療従事者の離職背景には、採用のミスマッチや、理念やビジョンが十分に伝わらないままの入職があります。結果として、離職率の上昇や、膨らみ続ける採用コストという悪循環が起きています。 私たちは、企業のリアルを可視化し、現場のリアルを丁寧に言語化することで、理念や価値観の一致を生む採用広報戦略を設計します。 「想いを、繋がるカタチに」することこそが、持続可能な組織づくりの第一歩だと考えています。 ▶ 株式会社視える化 公式サイト https://mieru-mieruzo.com