なぜ採用広報は「人事」ではなく「経営」の仕事なのか
この記事は、
医療・介護・福祉業界に特化した
SNS採用・ブランディング支援を行う
株式会社視える化の考え方をまとめたものです。
採用がうまくいかないのは、人事の責任なのか
採用がうまくいかない。
応募が来ない。
採用しても定着しない。
そんな時、多くの企業では
「人事担当者を増やそう」
「求人媒体を変えよう」
「採用予算を増やそう」
という話になります。
もちろん、それらも必要かもしれません。
しかし本当に考えるべきなのは、
「人事の問題なのか、それとも経営の問題なのか」
という視点です。
求職者は会社そのものを見ている
求職者は、人事担当者に応募するわけではありません。
会社に応募します。
そして見ているのは、
・どんな理念を持っているのか
・どんな価値観を大切にしているのか
・どんな人が働いているのか
・どんな未来を目指しているのか
です。
つまり、
採用とは
「人を募集すること」
ではなく、
会社そのものを選んでもらうことなのです。
理念は経営者しか語れない
採用広報で最も重要なのは、
会社の理念や価値観です。
しかし、
それを一番理解しているのは誰でしょうか。
現場スタッフでもなく、
採用担当者でもありません。
経営者です。
なぜこの事業を始めたのか。
どんな未来を目指しているのか。
利用者さんにどんな価値を届けたいのか。
その想いは、
経営者しか語ることができません。
だからこそ、
採用広報は人事ではなく、
経営の仕事なのです。
採用広報は経営戦略そのもの
採用は、
人手不足を解決するためだけのものではありません。
どんな人と一緒に未来を作っていくのか。
それを決める活動です。
つまり、
採用は組織づくりそのもの。
そして組織づくりは、
経営そのものです。
どんな価値観を持つ人を採用するのかで、
5年後、10年後の会社は大きく変わります。
だから採用広報は、
経営戦略の一部として考える必要があります。
人事だけに任せる限界
もちろん、
採用担当者は重要な存在です。
しかし、
経営者が採用に関わらなければ、
どうしても伝えられる情報には限界があります。
求人票。
募集条件。
福利厚生。
これらは説明できます。
しかし、
「なぜこの会社が存在するのか」
「どんな未来を目指しているのか」
までは、
伝えきれません。
その結果、
条件だけで比較される採用になってしまいます。
採用広報は会社の未来を発信すること
これからの採用広報は、
求人情報を発信することではありません。
会社の未来を発信することです。
経営者の想い。
現場のリアル。
スタッフの価値観。
利用者さんとの関わり。
それらを継続的に発信することで、
理念に共感した人が集まるようになります。
応募数ではなく、
共感の質。
それがこれからの採用では重要になります。
最後に
採用がうまくいかない時、
求人媒体や人事だけに原因を求めてしまうことがあります。
しかし、
求職者が見ているのは会社そのものです。
だからこそ、
採用広報は経営者自身が向き合うべき仕事です。
理念を語り、
価値観を伝え、
未来を発信する。
その積み重ねが、
理念に共感する仲間との出会いにつながります。
採用とは、
人を集める活動ではありません。
未来を共につくる仲間と出会うための経営活動なのです。
株式会社視える化は、理学療法士2名で立ち上げた、医療・介護・福祉業界に特化したブランディング支援を行っています。
これまで2000人以上の声を現場で聴いてきた中で見えてきたのは、「思ってたんと違う」という言葉の裏にある構造的課題です。
理学療法士をはじめとする医療従事者の離職背景には、採用のミスマッチや、理念やビジョンが十分に伝わらないままの入職があります。結果として、人材不足や離職率の上昇、膨らみ続ける採用コストという悪循環が起きています。
私たちは、企業のリアルを可視化し、現場のリアルを丁寧に言語化することで、理念や価値観の一致を生む採用広報戦略を設計します。
「想いを視えるカタチに」することこそが、医療・介護・福祉業界における持続可能な組織づくりの第一歩だと考えています。