採用できる会社は、「応募」を追いかけていない

この記事は、医療・介護・福祉業界に特化したSNS採用・ブランディング支援を行う株式会社視える化の考え方をまとめたものです。


「応募を増やしたい」が採用を難しくしている

「もっと応募を増やしたい。」

「面接の数を増やしたい。」

採用について相談を受けると、多くの事業所がこう話します。

もちろん、応募がなければ採用は始まりません。

しかし、

応募数ばかりを追いかけ始めると、

採用は次第に苦しくなっていきます。

求人媒体を増やす。

広告費を上げる。

条件を良くする。

それでも応募が来なければ、

さらに次の施策を考える。

そんな終わりの見えない採用活動になってしまいます。


本当に追いかけるべきものは「応募」ではない

採用がうまくいく会社は、

応募を追いかけていません。

追いかけているのは、

信頼です。

会社の理念を伝える。

現場のリアルを届ける。

スタッフの想いを発信する。

利用者さんとの関わりを見てもらう。

そうやって、

「この会社なら安心できそう。」

「ここで働いてみたい。」

という信頼を積み重ねています。


人は信頼した会社に応募する

転職は人生の大きな決断です。

だから求職者は、

知らない会社より、

信頼できる会社を選びます。

その信頼は、

面接だけで生まれるものではありません。

ホームページ。

SNS。

Googleマップ。

スタッフ紹介。

日々の発信。

それらを通して少しずつ積み重なっていきます。

そして、

「この会社なら自分らしく働けそう。」

そう感じたとき、

初めて応募という行動につながるのです。


応募は「信頼」のあとに生まれる

採用活動を、

一本の木に例えてみます。

応募は、

木に実る果実です。

しかし、

果実だけを増やそうとしても、

木は育ちません。

まず必要なのは、

土づくりです。

理念を伝えること。

会社の文化を育てること。

現場を見える化すること。

スタッフが誇りを持てる組織をつくること。

それらが根を張り、

幹となり、

枝葉が育った先に、

応募という果実が実ります。

応募だけを求めても、

土づくりをしなければ、

実は長くは育ちません。


「採用活動」をしていない時こそ差がつく

採用できる会社は、

募集期間だけ動いているわけではありません。

求人が出ていない時も、

現場の様子を発信しています。

スタッフの成長を伝えています。

会社の想いを届けています。

その積み重ねが、

未来の応募者との信頼を育てています。

だから募集を始めたときには、

すでに会社を知っている人がいて、

会社に共感している人がいて、

自然と応募につながるのです。


採用は「結果」であって「目的」ではない

採用を目的にしてしまうと、

どうしても短期的な施策ばかりになります。

ですが、

信頼を目的にすると、

発信の内容も、

組織づくりも、

日々の行動も変わります。

その結果として、

採用が生まれます。

さらに、

理念に共感した人が集まるため、

入職後のミスマッチも減っていきます。

つまり、

採用とはゴールではなく、

会社が積み重ねてきた信頼の結果なのです。


最後に

応募を増やすことだけを考えていると、

採用は苦しいものになります。

しかし、

信頼を積み重ねることを考え始めると、

採用の見え方は大きく変わります。

日々の発信。

現場のリアル。

スタッフの想い。

理念への共感。

その一つひとつが、

未来の応募者との信頼を育てています。

そして、

その信頼が積み重なった先に、

応募があり、

採用があります。

だから私たちは、

採用とは「応募を集める活動」ではなく、「信頼を積み重ねた結果として生まれるもの」だと考えています。


株式会社視える化は、理学療法士2名で立ち上げた、医療・介護・福祉業界に特化したブランディング支援を行っています。

これまで2000人以上の声を現場で聴いてきた中で見えてきたのは、「思ってたんと違う」という言葉の裏にある構造的課題です。

理学療法士をはじめとする医療従事者の離職背景には、採用のミスマッチや、理念やビジョンが十分に伝わらないままの入職があります。結果として、人材不足や離職率の上昇、膨らみ続ける採用コストという悪循環が起きています。

私たちは、企業のリアルを可視化し、現場のリアルを丁寧に言語化することで、理念や価値観の一致を生む採用広報戦略を設計します。

「想いを視えるカタチに」することこそが、医療・介護・福祉業界における持続可能な組織づくりの第一歩だと考えています。